第12回 FFIT褒賞式

2013年4月14日、第12回 船井情報科学振興財団褒賞式及び祝賀パーティーが137名様のご出席のもと、京都大学桂キャンパス船井哲良記念講堂にて開催されました。その模様をご紹介します。

船井 哲良 理事長のご挨拶

本日は、お忙しいところ、また、遠方よりお越しいただきましてありがとうございます。

私どもの財団は、日本における科学技術分野の発展に人材育成を通じて貢献することを目的に、平成13年に設立され、今年は12年目にあたります。この間、世界の中での日本の地位、日本の若者の志向というものも大きく変化してきており、それにあわせて褒賞事業・奨学事業も変化させてきました。

褒賞事業は、船井学術賞・船井研究奨励賞を設け、若い研究者を支援するという主旨から、学術賞は39歳まで、研究奨励賞は大学院で学位を取得して3年以内の方を対象とするということにしています。

また、国際的感覚を身につけた日本の若者を育成したいという思いから、海外のトップスクールで学位の取得を目指す日本人学生の海外留学支援を財団の中核的事業としようとしています。この事業は今年で6年目になります。昨年秋に10名を奨学生として選考し、現在のところ8名の学生がM.I.T.・バークレー・ケンブリッジ等の欧米のトップレベルの大学に合格しています。今年も10名程度の募集を行います。これらの学生が、世界中の優秀な人間が集まる欧米の大学で研鑽し、学位をとり、日本そして世界で活躍してくれることが私の願いであります。

今後とも財団を通じて、日本の科学技術分野、人材育成に貢献する所存でございますので、ご支援ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。以上をもちまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
理事の方々と平成25年度Funai Overseas Scholarship授与者の皆様

理事の方々と学術賞受賞の皆様

理事の方々と研究奨励賞受賞の皆様

祝賀パーティ
褒賞式につづいて、祝賀パーティーがなごやかに催されました。